VOL.113【場合の数攻略】 -図形との融合

よく議論されることに「中学受験は結果が全てなのか」というものがあります。 大抵の人は「結果が全てではない」と言いますし、私もそう思います。 しかし、現実にはそう簡単に割り切れるものではありません。 「努力は裏切らない」と言われるように、何かに真剣に取り組めば「良いこと」が必ずあるはずです。 その「良いこと」が「合格」ならば特に問題はないのですが、そうでなかった場...

VOL.112【場合の数攻略】 -問題文の読み取り

場合の数

芸能人が大学受験に挑戦する番組が、いままで何回か放送されてきました。 結果は大抵の場合うまくいっていないようですが、先日放送されていた番組では最難関大学の足切りラインは突破していました。 私もたまに見ていたのですが、注目したのは、「国語」重視だったことと、半年弱の準備期間で結果が出やすかったのは「文系科目」だったことです。 「国語重視」の理由ですが、 『問題が日...

VOL.111【場合の数攻略】 -場合分け

場合の数

入試問題は選抜の意味があります。 あまりにも簡単な問題だと差がつきませんから、難関校ではある程度難問が出題されるのは仕方ないことだと思います。 ところが、あまりにも難しいと誰もできないという現象が起こります。 これも差がつきませんから、選抜試験という意味ではあまりよろしくないわけです。 算数で差をつけようと狙っていた受験生にとっては、「簡単」と「度を超えて難...

VOL.110【場合の数攻略】 -フィボナッチ数列

場合の数

先日、公園に行ったのですが、春らしい気候で快適な時間を過ごすことができました。 今年の春はものすごく寒い日があったという印象がありますが、それもなくなり例年のような「暑い夏」がやってくるのでしょうか。 受験生の場合、四季の変化を感じている余裕は無いかもしれませんが、今、世の中で起きていることに対して全くの無関心というのもまずい気がします。 「理科」や「社会」と関係...

VOL.109【場合の数攻略】 -苦手からの脱出

道順

塾の教材や市販の問題集には様々なものがあります。 問題に対する解法もどれも同じということは稀で、複数の考え方が存在することが多いです。 それでも、複数の解法の中での優劣のようなものは存在します。 各教材の著者は、見るものにとって最善であろうものを選んで採用しているはずです。 その教材が良いか悪いかの判断基準のひとつに、「解法の選択が、学んでいる受験生にフィットし...

VOL.108【図形に強くなる】 -まとめ

角度

【図形に強くなる】シリーズはこれで最後です。 今まで何を書いてきたかというと「基本の大切さ」についてが大半だったと思います。 特に「知識」を充実させることが重要です。 その際「なぜそうなるのか」の理解に真剣に取り組むことによって「論理的思考力」を獲得できる可能性もあるでしょう。 また、「作図」も大切で、何度も「図形」を描くうちに「図形的感覚」が鍛えられます。...

VOL.107【図形に強くなる】 -立体の公式

今回は「立体図形の公式」をまとめてみたいと思います。 「公式」は本の裏表紙に当たり前のように書かれているので、軽視される傾向にある気がします。 ですが、「なぜそうなるのか」を突き詰めていくと結構面白く、「考える力」の養成にもなるので、今回取り上げました。 また、「立体図形の公式」を扱うためには「平面図形の公式」が全て頭に入っている必要があります。 忘れていないか...

VOL.106【図形に強くなる】 -立方体

立体図形

先日船に乗る機会があったのですが、とても楽しい時を過ごすことができました。 ただ、子供のころは船に乗るのは苦手だった思います。 原因は船酔いです。 元々、車でも酔ってしまう体質だったので、船はきつかったはずです(なぜか、記憶はほとんどありませんが)。 どうやって克服したかというと、単純に慣れたのです。 学生の時、ひと夏の間、屋形船に乗るアルバイトをしたのですが...

VOL.105【図形に強くなる】 -正確な作図(2)

立体図形

先日ゴルフの打ちっ放しで練習をしました。 インターネットで動画を観ていたら、ある有名なティーチングプロが面白いことを言っていたのでそれを確かめたくなったのです。 所謂セオリーと言われるものがあり、アマチュアの皆さんはその通りにやろうとしますがなかなかうまくいかないそうです。 そこで、そのプロの先生は逆のことをやるようにアドバイスをすると、生徒がナイスショットを連発し、...

VOL.104【図形に強くなる】 -なぜ「立体図形」は難しい?

立体図形

前回「補助線」について説明しました。 基本的に「補助線」というのは、その場で自分で編み出すような類のものではなく、決まった形から欠けているものを埋めてあげるようなイメージの方がうまくいきます。 また、ほぼ損をしない線というものも存在し、それを引いて問題を眺めれば、かなりの確率で正解にたどり着けると思います。 いずれにせよ「図形」の場合も知識の土台がしっかりして...

プロフィール

プロフィール

執筆

金田雅昭 講師
【名門会家庭教師センター】

受験算数指導のエキスパート講師、男女御三家や早慶附属中など難関校への合格実績多数。

合格実績

灘中、開成中、桜蔭中、慶應義塾中等部、女子学院中、麻布中、栄光学園中、聖光学院中 他

中学受験・算数の問題についての疑問、お困りごとや金田先生に聞いてみたいことなど、なんでもお気軽におたずねください。

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