VOL.103【図形に強くなる】 -補助線

平面図形

前回の内容によって、正三角形や円、正五角形をかなり正確に描けるようになったと思います。 図形の問題を解くには「図形的感覚」が必要ですが、それを鍛えるのには実際に図形を描くのが有効です。 面倒くさがらずに、できるだけ正確に描くようにしましょう。 さて、今回は「補助線」についてです。 自称「図形が苦手」という人に、「図形が苦手な原因」を質問すると 「補助線をど...

VOL.102【図形に強くなる】 -正確な作図(1)

平面図形

前回の「知識の充実」はいかがでしたでしょうか。 当たり前のことを言っているようですが非常に重要なので、もう一度確認をしておきます。 算数で大切なのは自分の頭で考えられるかどうか。 考えるためにはその“材料”が必要。よって最低限の知識は頭に入れなければならない。 その際、なぜそうなるのかを「理解」することが大切。単なる丸暗記では使い物にならないし、定着率も悪い。 知...

VOL.101【図形に強くなる】 -知識の充実

平面図形

今回から、多くの受験生にとって、どうしたらできるようになるのか今ひとつピンと来ないと思われる「図形」について、私なりの考え方を書いていこうと思います。 第一回は、「知識の充実」です。 以前から何度も言っているのですが、「図形」は知らないとどうしようもありません。 逆に言えば知っていれば知っているほど有利です。 例えば、「公式」。 当然受験生の皆さんは知って...

VOL.100連載100回記念! -「100」の性質

小町算

祝100回! ここまで来ることができたのも皆様のおかげです。 これからも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。 せっかくですから今回は「100」の性質について問題形式で見ていきたいと思います。 【平方数の和】 100は平方数ですが、異なる2つの平方数で表すこともできます。 <問題> 100=A×A+B×B (A<B) AとBはともに整数です。A...

VOL.99【計算名人への道】 -ミスを防ぐ

時計算

今まで6回にわたり書いてきた【計算名人への道】ですが、今回が最後の仕上げです。 テーマは「ミスを防ぐ」です。「ミスを修正する」こともあわせて考えてみます。 まずは、なぜミスが起こるかを考えてみます。 ①練習不足・経験不足 ②不注意 ③勘違い ④パニック ⑤疲労   ほかにも色々あるでしょうが、代表的なものを挙げてみました。 ①は、そもそも小...

VOL.98【計算名人への道】 -数の感覚

整数問題

ここで「計算」について整理しておきます。 「計算」という言葉は主に二つの意味で使われていると思います。 一つは「計算問題」そのもの。 もう一つは「解法が分かった後に答を出すために行う」という意味での「計算」です。 【計算名人への道】ではこの双方にかかわる力を「計算力」として、その「計算力」を伸ばすために「暗算力」を鍛え、「計算の工夫」を意識しましょうという提...

VOL.97【計算名人への道】 -計算の工夫

立体図形

前回、「計算名人」になるために必要な能力のひとつが「暗算力」だということを書きました。 「暗算力」を鍛えるためには頭の中で数字を扱う必要があり、その練習として「暗算」をおすすめしました。 今回はもうひとつの重要なテーマ、「計算の工夫」について書きたいと思います。 計算はしなくても良ければそれが一番です。 例えば「100×100」は1の後ろに0を4個つければ良いの...

VOL.96【計算名人への道】 -暗算のすすめ

整数規則性

前回の「インド式計算(3)」はいかがでしたでしょうか。 「今週の1題」では本編で説明したことの「逆」を使いました。 「逆」まで視野に入れておくと使える範囲が広がるので、そこまでやっておくことをおすすめします。 このブログは「インド式計算」のブログではないので、「インド式計算」の紹介はこれ位にしておきます。 興味がある方は書籍等で研究するとよいでしょう。 さて、...

VOL.95【計算名人への道】インド式計算(3) -平均と掛け算

計算の工夫

前回と前々回は「2桁×2桁」の掛け算でしたが、今回も似た形が基本になります。 例えば「74×66」のように、「2つの数の平均が切りがよくなる掛け算」を取り上げます。 「74×66」で説明していきます。 「74」と「66」の平均は「70」で、「74」は「70」よりも「4」大きく、「66」は「70」よりも「4」小さいことを確認しておきます。 という要領で求めるこ...

VOL.94【計算名人への道】インド式計算(2) -2桁×2桁の暗算

整数問題

前回、「インド式計算」の「10の位の数字が同じで、1の位の数字の和が10になる場合」を紹介しましたが、その後の「今週の1題」でも明らかなように、「10の位以上の数字が同じ」でも、あの方法が使えます。 理由は面積図から明らかだと思いますが、そういったことに自分で気づけると良いですね。 ※具体例を挙げておきます。 123×127を求めます。①12×(12+1)=156②3×7...

プロフィール

プロフィール

執筆

金田雅昭 講師
【名門会家庭教師センター】

受験算数指導のエキスパート講師、男女御三家や早慶附属中など難関校への合格実績多数。

合格実績

灘中、開成中、桜蔭中、慶應義塾中等部、女子学院中、麻布中、栄光学園中、聖光学院中 他

中学受験・算数の問題についての疑問、お困りごとや金田先生に聞いてみたいことなど、なんでもお気軽におたずねください。

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