VOL.249夏の感染予防対策
夏休みですね。
毎年のことですが、我々が忙しくなる時期で、気力体力の充実が求められます。
昨今は熱中症に気をつける必要が増しており、自分もひんやりタオルやハンディー扇風機を使って、予防に努めています。
ここで問題になるのがマスクです。
マスクは感染予防の効果はほぼ無い※と思われますから、個人的には屋外では外す選択以外ないように思います。
この決断が今後の受験勉強の成果にも関わってきますので、よくよく考えることをお勧めします。
※マスクの隙間はウイルスのサイズよりもかなり大きい(不織布で50倍程度)。
飛沫を防ぐ効果があると言われるが、乾燥すれば結局吸い込むことになるという説もある。
一般人はある程度の時間マスクを着用していることから、接触感染のリスクはむしろ増大しているかもしれない。
これらを総合的にみると感染予防の効果はほとんどないか下手をするとマイナスというのが私の個人的な見解。
厚生労働省のホームぺージをみても基本的には子どもの屋外でのマスク着用は必要なしとしています。
国が必要ないといっているのですよ。
「距離が確保できない状態で会話をするとき」に着用を推奨しているに過ぎません。
また、文部科学省の通達を見ても「屋外の運動場に限らず、プールや屋内の体育館等を含め、体育の授業の際には、 マスクの着用は必要ありません。」としています。
また、熱中症のリスクが高い場面では「熱中症対策を優先し、児童生徒に対してマスクを外すよう指導すること」という記述もありました。
そもそもマスクの着用は義務ではありませんし、せいぜい推奨です。
ところがデメリットはかなり深刻で、夏場の場合、体温が上昇する可能性が高いのでかなり危険だと思います。
「夏場に体調を崩し、その後なかなか回復せず、受験において致命傷となってしまった」なんてことになる恐れがあります。
「コロナにかかったらどうしてくれるんだ!」という意見もあるかもしれません。
しかしこれもかなりおかしな話で、そもそも人間には感染を防ぐメカニズムが備わっています。「免疫力」ですね。
これは「理科」での出題可能性がそこそこありますから、しっかりと押さえておいてください。
不思議なことに現在行われている感染対策はこの「免疫力」を無視しているように感じられます。
ただウイルスに触れるだけの段階は「曝露」といって感染ではありません。
ですから普通の「免疫力」が備わっていれば「曝露」自体を恐れる必要はなく、むしろ「良いトレーニングになった」でおしまいです。
※要するに感染するしないはマスクの有無ではなく「免疫力」が正常に保たれていたか否かで決まると考えられます。
マスクの着用はその肝心な「免疫力」を下げる可能性が指摘されています。
それ以外にも数々のデメリットがあり、それは「受験」の観点からも捨て置くことはできません。マスク着用によって酸素不足となり学力が低下する可能性も専門家から指摘されています。
当ブログは過去にもマスクについては言及しています。
VOL.172とVOL.206でかなり突っ込んだことを書きました。
そこに書いたこと以外にも、顔の表情を読み取る力が減る等の子どもたちのコミュニケーション能力の低下の可能性や、表情筋の筋力の低下、呼吸が浅くなること等による身体的な悪影響も考えられます。
このような声が巷に溢れている以上、情報を収集し内容を精査するような姿勢が親御さんに求められていると思います。
判断は個々のご家庭で行えば良いと思いますが、まわりに流されることは避けていただきたいですね。
基本的には極力マスクを外すべきだと思いますし、マスクをしなければしないほど受験では有利になる可能性すらあると考えています。
※マスクに関しては批判されることは覚悟しております。
ただ、成長過程にある子供たちに「明らかに悪影響があることを強要してよいのか」という疑問が拭い去れません。
このブログを読んでくださる皆様には、自分の頭で考えてお子様にとってより良い未来が訪れる選択をしていただければと思います。
ここからは次回以降の予告となります。
「夏は受験の天王山」と言われることもあります。
受験生によっては大きく伸びることを目論んでいることもあるでしょう。
実際、夏休みをうまく使って受験を制した先輩たちも大勢います。
一方、精一杯頑張ったにも関わらずその後低迷してしまったケースも見受けられます。
できれば頑張った分だけ成果を得たいですよね。
そんな皆様の期待に応えられるよう、このブログで考えていきたいと思います。
次回から数回にわたり「失敗しない夏休み」をテーマに私ならではの情報を発信していきます。
乞うご期待!
中学受験・算数の問題などに関する疑問、お困りごとや
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