VOL.206夏休み特集(1)

夏休み特集平面図形

今年も暑くて参っています。

子供の頃は暑い夏が大好きで、暑さに強いと思っていましたが、今となっては暑さにも寒さにも激弱です。

ですから、やせ我慢せずエアコンの効いた部屋で快適に過ごすことにしています。

何年か前に暑さを紛らわせるために、自宅で炭酸飲料を飲みながら映画を観るということを始めました。

2時間ほどは暑さを忘れることができたのでかなり助かりました。

中学生位まではテレビでやっている映画を観るのが大好きだったのですが、その後の商業化された映画をなんとなく毛嫌いして観るのをやめてしまいました。

それが、「暑さ」という意外なものによって復活したわけです。

その後数年間は微力ながら売り上げに貢献し続けました。

好きなジャンルは「ミステリー」です。やや難解で意外性があるストーリーなら最高です。

嫌いなのは「バッドエンド」。やはり映画は楽しみたいですよね。

受験生は当然「映画」を観ている場合ではないですから、大人になってからのお楽しみです。

さて、今回は受験生の「夏休み」の過ごし方を生活面を中心に考えてみたいと思います。

1睡眠
以前、睡眠時間を削って勉強するのは逆効果といった内容を書いたことがありますが、今回は時間の確保だけでなく「質」について書こうと思います。

暑くてよく眠れないという問題にどう対処するかということなのですが、正直何が正解なのか私にはわかりません。

自分ならばエアコンにタイマーをかけて寝ますが、それが良いかどうかは人それぞれでしょう。

考え方としては「結果的に一番よく眠れた方法をとりあえず正解としてみる」というのが良いのではないでしょうか。

2食事
暑いと食欲が落ちる人がいるようです。私は全く落ちたことがないので、対策を考えた経験はありません。

また、水分補給をやりすぎて、食事がお腹に入らなくなるなんてこともあるでしょう。

ただ、本当に3食摂るのが良いかといった議論もあるので、これまた自分にあったスタイルの確立がテーマになってくると思います。

一般論として、脳が使うエネルギーはブドウ糖なので、でんぷんや砂糖を定期的に摂取する必要があると思われます。

「おやつ」は大いに「あり」ですね。

3生活のリズム
何時に起きて何時に寝るか。また、これを毎日揃えなければならないか、という問題です。

理想を言えば、これを機会に「朝型」の習慣に変えてしまえれば良いわけです。

「朝型」にはメリットがあるように思われます。

・実際の入試の当日は早起きなのだからそれに合わせた習慣を身に着けることにメリットがある。

・早朝は比較的涼しいので、エアコンで無理に冷やさなくてもある程度快適な環境で勉強できる。

・「算数」は「脳」がフレッシュな状態の時に学習した方が効率が良いので、早い時間帯に余裕があることは特に「算数」の学習にとって望ましい。

ではデメリットはないかというと、そうでもないかもしれません。

ある研究では、人によって「朝型」や「夜型」というのは確かに存在するということです。そして、その「型」はその時間帯で良いパフォーマンスが発揮できるということだそうです。

実は私は典型的な「夜型」で、小学生の頃から早寝早起きは苦手でした。確かに朝はボーっとしていることが多かったように思います。

結局、本来のタイプが「夜型」ならば、無理に「朝型」にしても効果があまりないかもしれません。

それを踏まえて「朝型」に挑戦してみて、結果をみながら調整するというのが現実的だと思います。

4マスク
私はあくまで受験生の側にたって物事を考えていますので、この件に関しては非難されることを承知で書きます。

マスクは極力外す。

これが結論です。

厚生労働省と環境省が公開しているポスターに次のように書かれています。

「熱中症を防ぐためにマスクをはずしましょう―屋外で人と2m以上(十分な距離)離れている時」

また文部科学省のサイトを見る限りマスクを常時着用するようにとは言ってません。

「身体的距離が十分とれない時はマスクを着用すべき」

さらに

「体育の授業におけるマスクの着用は必要ありません。特に呼気が激しくなる運動を行う際はマスクを外してください。」

と書いてあります。

ここから先は私の個人的な考えです。

マスクは一般的なイメージよりも危険です。その理由を書きます。

空気中の酸素・二酸化炭素の割合はおよそ21%・0.04%ですが、それが呼気となると16%・4%となります。

マスクは酸素・二酸化炭素を通すだけの隙間はありますが、滞留することがわかっています。

大学の研究レポートも出ていて、その結果を見るとマスク着用時と無着用時では二酸化炭素の摂取量が4倍近く上がっていました。

この実験は大人がやっていましたが、呼吸が浅い傾向にある子供の場合、二酸化炭素濃度がさらに上がる可能性があります。溜まっている空気は二酸化炭素濃度が高いのでその呼気はさらに濃度が上がっても不思議ではありません。

マスクをすると、しないときに比べて吸い込む二酸化炭素の量は増えると考えられます。

それは酸素濃度の低下を意味します。安全限界が18%と言われていますので、本当に気を付けなければいけません。

「理科」的な見方ではこのことは「ヘモグロビンの特性」から理解することができます。

ヘモグロビンは赤血球の中に存在するタンパク質で、酸素分子と結合し、全身に酸素を運搬する役目を担っています。

ところが、酸素濃度の高いところでは酸素と結合しやすいのですが、酸素濃度が低いところでは酸素を放出しやすい性質があるのです。

ですから、酸素濃度がある程度低くなってしまうと最悪窒息まであるのですね。

また、僅かな酸素濃度の低下であっても脳の発育という意味では悪影響があると警鐘を鳴らす科学者もいました。

もう一つの問題点として、マスクをすると呼吸による排熱量が下がることが考えられます。

体の排熱を正常に維持するには、マスク着用時には室温を1℃下げる必要があると言えるようです。

VOL.172でマスクについては書いていまして、今読み返してもその通りだと思える内容です。「マスクを外す流れになるのでは」という予想の部分が、今のところ外れているのが残念ですが…

以上4つについて見てきましたが、遅くとも7月中には「これで行く」というスタイルを確立し、充実した夏休みを過ごしていただきたいと思います。

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今週の1題平面図形

難易度 ★★★☆☆

〈図1〉は直角二等辺三角形ABC、〈図2〉は半円Оです。

今、〈図3〉のように直角二等辺三角形ABCと半円Оは接しています。この状態から矢印の方向に直角二等辺三角形が半円Оと接しながら移動し、〈図4〉の状態で止まります。その際、BCとPQは平行を保ちながら移動します。
また、〈図3〉、〈図4〉のBCとPQは1直線上にあります。
BC=PO=8cmの時、以下の問いに答えて下さい。

(1)〈図3〉から〈図4〉まで 点Bが動いた距離は何cmですか。
ただし、円周率は3.14とします。

(2)(1)で直角二等辺三角形ABCが通った面積は何cm2ですか。
ただし、1辺が8cmの正八角形の面積は309.02cm2であるものとします。

クリックすると
解答が表示されます
<答>(1)33.12cm (2)314.51cm
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プロフィール

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執筆

金田雅昭 講師
【名門会家庭教師センター】

受験算数指導のエキスパート講師、男女御三家や早慶附属中など難関校への合格実績多数。

合格実績

灘中、開成中、桜蔭中、慶應義塾中等部、女子学院中、麻布中、栄光学園中、聖光学院中 他

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