VOL.294夏以降、苦労しないようにやっておくべき事

暑い日が続いていますが、皆さんの勉強の進み具合はいかがでしょうか？

夏休みが終わると、いよいよ本番が近付いて来たというムードに包まれてくるわけですが、そこで苦労しないように今からやっておいた方が良いことがあります。

それはズバリ復習です。

夏休みは人生初と言っても良い位、勉強漬けの毎日だったと思います。
相当な量を学んだことでしょう。
秋以降、さぞかし出来るようになっているだろうと思いきや、意外と大したことないどころか、崩壊してしまっている、何て話もちょくちょく聞きます。

それも、真面目に頑張って来た受験生に見られる…
こんな悲劇は勘弁願いたいですよね。

そのためには、今すぐにでも、復習を始めて欲しいのです。
復習が必要な理由の1つに、秋以降に開催される模試があります。
最低でも月1回は模試を受けると思うのですが、これが本番直前まで続きます。
そして、この模試で思うように点数が取れないと、崩壊してしまったと自信喪失に陥ってしまうのです。

ですから、模試が始まる前に、夏休みに取り組んだ本質的な学力アップだけではなく、点数に変えることができる準備が必要なのです。
点数に変える際の注意するポイントは以下になります。

①もはや範囲が無いので、どこから出題されても大丈夫な対応力が必要。
これは、記憶した物が頭の中のどこにあるのかのイメージ（記憶の位置付け）を定着させておくと良い。

②試験特有の技術をまだ身につけていない場合、そろそろ意識し始めると良い。
具体的には「時間配分」、「解答順」、「取捨選択」、「確かめのタイミング」。

①は夏休みに大量の情報が頭の中のに入ってくるので、交通整理をしておいた方が良いということです。
要するにこちらが復習です。
②は、秋からは点数に辛くなりましょうということです。
合否は点数で決まりますから当たり前と言えます。
復習とはあまり関係ないかもしれませんが、こちらも取り組まなければいけない内容です。
復習が上手くいっていれば、こちらにも手をまわすことになるでしょう。

ということで、秋に戦意喪失なんてことにならないように、復習を怠らないようにしましょう。
受験生の皆さんが夏の頑張りを秋以降の試験の点数に変えてくれることを期待しています！