VOL.254志望校対策
まだ不確定なのですが、ちょっとしたカラオケ大会に出場するかもしれなくなりました。
トーナメント戦のように勝ち上がっていき、3回勝てば優勝みたいです。
ただ、3回戦は10人位から優勝を決めるらしいので、かなり厳しい闘いになると予想されます。
優勝の決め方は昔ながらの審査員によるものと聞いています。
そうなるといかに審査員に支持されるかが大切になるでしょう。
主催者のコメントを見ると、純粋な歌の実力で勝負するも良し、パフォーマンス(モノマネ?ダンス?コスプレ?)で勝負するも良し、の何でもありみたいです。
そこで、選曲です。
審査員の年齢層が高そうなので最近の曲はまずい気がしました。
自分は純粋な歌の実力も、モノマネも、ダンスも全てそこそこな気がします。
偏差値で言えば良くて60といったところでしょうか。
悪くはないと思いますが「優勝」となると、やや物足りないと感じています。
そこで、「歌」「モノマネ」「コスプレ等のパフォーマンス」の総合力で勝負する算段を立てています。
中学受験で4教科バランス型の受験生の心境ですね。
古い曲で、ハイトーンボイス、インパクトのあるヘアースタイル、「あ~あ~」で始まる、あの曲で勝負だー!
前回、「広さ」と「深さ」を合わせることが対策と書きましたが、もう少し説明したいと思います。
①広さ
主に出題される分野の広がり具合のことです。
学校によってほぼ毎年同じ所からの出題ということもありますし、全然予想がつかない学校もあります。
また、説明会で、どこが出るか教えてくれるところもあるので、ある程度絞れることが多いと思います。
ひとつカギとなるのは、このブログでたまに取りあげる「上級分野」と「2大難所」が出題されるかどうかの見極めです。
「上級分野」とは私が勝手に言っているのですが、「動く図形」や「立体の場合の数」のように、そもそも2つ以上の分野の要素を含んでいるような分野です。
「2大難所」は大半の受験生にとって、やや厳しいと考えられる「立体図形」と「場合の数」です。
そもそも、習得のハードルが高いと考えられるこれらの分野の出題可能性が低いのであるならば、リスクを承知で「やらない」という選択肢もあると思います。
余裕ができた時間なり労力なりをどこに充てるかは、受験の戦略上かなり重要ですが、大きなプラスに変わる可能性は小さくないでしょう。
普段の学習の広さの調整が我々の腕の見せ所でもあります。
②深さ
こちらは主に難易度のことです。
基本のラインをどこに設定するのか、ということに置き換えることも可能でしょう。
さらに突っ込んだ言い方をすれば、技術をどこまで磨いておくか、ということになります。
例えば、約数を求める場合、書き出す方法があり、それが基本中の基本です。
しかし、それだけでは対応できない問題もあるので、素因数分解→計算で約数の個数を求められるようにしておくことが殆どでしょう。
そこから深さを増すとすれば
・約数の総和(計算)
・奇数の約数、偶数の約数の個数(計算)
・約数の個数から、元の整数を求める(逆)
といつたことが考えられます。
当然、学校によってどこまでやっておく必要があるかは異なりますから、その見極めが大切です。
また、「深さ」には「思考の深さ」も含まれます。
高度な「読解力」「注意力」「判断力」が要求される学校もありますから、それらについても「深さ」を合わせなければなりません。
こちらも我々指導者の力量が問われる所と言えましょう。
志望校対策について書いてきました。
ただ過去問をやるだけが志望校対策では無いことがおわかりいただけたでしょうか。
「通常授業が志望校対策になる」、これこそが個別指導の醍醐味と言えましょう。
中学受験・算数の問題などに関する疑問、お困りごとや
金田先生に聞いてみたいことなど、なんでもお気軽におたずねください。
今週の問題三角数・四角数
難易度★★★☆☆
名門君は<図1>のように碁石を正三角形の形にして並べました。
次に<図1>で使った碁石を使って正方形の形にして並べたところ余ることなく並べる事ができました。
(1)<図1>の正三角形の段数を1段ずつ増やしては正方形を作ってみる事を繰り返したところ、ある段数まで増やしたときに初めて余ることなく正方形の形に並べる事が出来ました。
その時の正方形の1辺に並ぶ碁石は何個ですか。
(2)(1)の後も正三角形の段数を1段ずつ増やしては正方形を作ってみる事をくり返したところ正方形の形に並べることができました。
それが(1)の後、初めてだったとすると並べた碁石の総数は何個ですか。
解答が表示されます