名門会【 中学受験 直前対策特集 】

名門会のプロ教師による1対1【 豊島岡女子学園中対策 直前特訓 】

算数<“豊島岡女子学園中学”入試問題分析>

2017年度入試傾向<標準的な出題内容。図形問題対策は念入りに。>

【大問1】 計算問題・場合の数・のべ算・比
【大問2】 数の性質・分配算・仕事算・平面図形
【大問3】 食塩水

※【1】~【3】で高得点(出来れば満点)を取る
一行問題中心の標準問題である【1】~【3】で、「いかに速く」「いかに正確に」解けるかが合否の分かれ目。

【大問4】 速さと図形(時計算、作図など)
【大問5】 条件整理
【大問6】 立体図形(図形の切断)

※【4】~【6】各大問の小問を1題でも多く解答する
特に【6】は難問の豊島岡頻出問題、どれも難問の部類に入るが、合格点ラインである70~75点を考えれば、小問(部分点)をいかに加点させるかがカギとなります。安易に“捨て問”で逃げることができないので要注意。

■2018年対策<どんな問題も丁寧に演習量をこなす>

  • ①計算問題や一行問題などの標準問題を、ケアレスミスなく100点満点を取れるように訓練する。
    年度によっては【1】に難問が入るような場合があるので、過去問演習でよくトレーニングしておくこと。
  • ②後半の大問は、小問1の解答を使って(手がかりとして)小問2以降の問題を解く場合がある。
    立体図形の難問は典型問題(過去には図が描いていない問題もある)、模範解答を見て理解して自分が作図ができるくらい問題を数多くこなすこと。

【 <豊島岡・算数>頻出テーマ 】

【1】四則混合計算・特殊算一行問題、【2】数の性質・規則性・場合の数・条件整理、【3】立体図形(切断面)・平面図形、【4】速さと比・速さとグラフ(水位とグラフ)

◆ <豊島岡女子学園中学(1回目)>過去3年の入試データ

年度 出願者数 受験者数 合格者数 実質倍率 繰上合格
候補者数
繰上
合格者
入学者数
2017 1062名 999名 397名 2.5倍 24名 9名 166名
2016 1110名 1009名 403名 2.5倍 27名 11名 188名
2015 828名 730名 243名 3.0倍 23名 9名 161名

※ 2017年1回目合格点は187点/300点(62%)

◆ <開成中学>科目別問題分析

科目 配点 時間 問題
用紙
解答
用紙
合格最低
ライン%※
問題傾向・分析
国語 100点 50分 B5 A4 目安65% 長文(説明文・物語文)2題・漢字1題という大問構成で小問30題程度、50分内で解答する設問数はやや多め。約70%が選択問題、客観的な読解力重視。
算数 100点 50分 B5 B5 目安70% 大問数は例年6題、前半【1】【2】の計算題で確実に加点する。全体的に難問奇問はないが正確性が問われる。後半に思考力を試す問題があるので、前半の計算で時間がかかり過ぎないことが重要。
理科 50点 理社合計
50分
B5 B5 目安65% 物理・化学・生物・地学から1題ずつ出題、物理と化学からは例年計算問題の出題が多い傾向にある。問題演習において図や表、実験についてしっかり理解しておくことが必要。
社会 50点 B5 B5 目安65% 大問3題<「歴史」「地理(世界地理を含む)」「現代社会」>、合計小問数25題。特に指定がない限りは漢字で書き(誤字・ひらがな表示は×)、正確に解答することが求められます。

※ 上表データは、「豊島岡女子学園HP」「過去問集」より抜粋

豊島岡女子学園中学合格体験談

※ 過去の名門会「中学受験体験談」より抜粋、昨今の社会事情をふまえ、受験生は似顔絵・イニシャルでご紹介しています。

「弱点を客観的に自覚させるための演出」

M.Tさん 【 合格校:豊島岡女子学園中・雙葉中・浦和明の星女子中・淑徳与野中 他】 

入会時、算数は得意科目ということで入試問題演習を始めたところ、2問に1回ぐらいの頻度で読み飛ばしや意味の取り違いが起こりました。そこでその原因をいくつかのタイプに分類し、ミスが起こるたびにあたかも病名を告知する医者さながらの演出で伝えることで、弱点の自覚を促しました。その効果は絶大で、入試直前にはほとんどノーミスの状態になっていました。自分の弱点を客観的に自覚することで短期間に変身できました。【小川 元先生<談>】

「御三家と比べても難しい豊島岡の攻略法」

K.Nさん 【 合格校:豊島岡女子学園中・広尾学園中(医進サイエンス) 他】

「いわゆる御三家に比べると与しやすいかのような誤解も一部にあるようですが、実際はむしろ逆に感じる生徒が多いのが豊島岡。ていねいな指導を心がけました。第一のポイントは「規則性」。類題も取り上げながら出題者の期待する心が見えることを意識しました。第二のポイントは「立体図形」。三次元イメージの中で「感覚的にそれが正しいか?」との自問を大事にしました。第三は「速さ」。直前まで常に基本に帰ることを徹底しました。【新山 忠之先生<談>】

「受験校全ての過去問5年分を演習・分析」

M.Nさん 【 合格校:豊島岡女子学園中・東邦大東邦中・市川中・県立千葉中 】

受験が近づくにつれて指導時間を増やし、受験校全ての過去問5年分をしっかり解き、ていねいに見直し、そのデータを正確に取ることで、苦手な分野を克服しました。指導を通じて、一度も弱音を吐いたり、疲れた素振りを見せたりしませんでした。常に張り切って学習する姿にいつも感心させられたものです。【寺岡 邦夫先生<談>】

※豊島岡女子入試分析

算数の他、国語・理科・社会の入試分析に関しては、「名門会・中学入試分析資料」をご参照願います。

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プロフィール

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執筆

金田雅昭 講師
【名門会家庭教師センター】

受験算数指導のエキスパート講師、男女御三家や早慶附属中など難関校への合格実績多数。

合格実績

灘中、開成中、桜蔭中、慶應義塾中等部、女子学院中、麻布中、栄光学園中、聖光学院中 他

中学受験・算数の問題についての疑問、お困りごとや金田先生に聞いてみたいことなど、なんでもお気軽におたずねください。

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