VOL.128【受験お役立ち情報】 -受験校の決定

受験お役立ち情報


消費税が上がりました。
私なりに思うところはありますが、それは置いておくとして、「算数」に関係がありそうなものについて少し書きたいと思います。

◎1円玉、5円玉の流通量が減る?

数年前から小額の硬貨は電子マネー等の影響で流通量が減っているそうです。

今回の増税で消費税は10%(一部は8%に据え置き)になります。
仮に税抜価格が100の倍数だとするとその消費税は10の倍数になるので、1円玉や5円玉を使う機会は減ると考えられます。

元々、消費税3%が導入されたときに、政府は1円玉の製造量を倍増させましたが、5%に引き上げられると1円玉の需要は低迷したようです。

その後8%へ引き上げられても需要はあまり伸びなかったようで、現在一般流通用の1円硬貨は製造されていないそうです。

5円玉は一般流通用の製造がされているようですが、今回の増税でどうなるのか、気になるところです。

◎税込価格10円・1000円がない!

消費税8%の時は税抜価格10円の商品1個には消費税はかかりませんでした。
ところが2個になると
10×2×0.08=1.6
より、1円の消費税がかかるという、ちょっとした面倒がありました。
VOL.64にそのあたりのことをテーマにした問題があります。

これが消費税10%になると税抜価格10円の商品には消費税1円がかかるので、税込価格11円になります。

税抜価格9円の商品には消費税がかからないので、税込価格10円はないことになります。

同様に
「税抜価格909円 → 税込価格999円」
「税抜価格910円 → 税込価格1001円」
なので、1000円はないことになります。

ちなみに
91×1.1=100.1
なので、税込価格100円はありです。

お店では「税込価格999円」が増えるかもしれませんね。

さて、今回の「受験お役立ち情報」は「受験校の決定」についてです。

今なぜこの話題かというと、どこを受けるかを決めないと「過去問演習」ができないからです。

一般的に、

・チャレンジ

・適正

・押さえ

の中からそれぞれ1~3校を受験することが多いと思います。

当然、模試の偏差値を基準としてバランスを考慮しながら決定するのですが、中にはそういったことを全て無視して受けたいところを受けるというケースもあります。

どうしても避けてほしいのが全滅なのですが、
「押さえは受けない」
というご家庭もたまにあり、最悪の事態を招いてしまったこともありました。
「最悪」というのは私の主観であり、ご家庭は納得だったのかもしれません。
ただ、頑張った受験生本人の気持ちを考えると、
「結果として何も残らなかった受験」
では虚しさが残るのも事実です。

実際は勉強したことそのものが大きな財産なのですが、本人が腐ってしまうリスクも考慮すると、
「進学先=結果」
は確保してほしいと思っています。

「押さえ」の学校の選定方法ですが、模試の結果を客観的にみて決めて欲しいと思います。
「過去問の相性が良いから押さえになるだろう」というのは少し危険です。

模試の成績が安定しない場合どこをみれば良いのかという問題もあります。
一番悪い時を基準にすれば手堅いですし、平均をとればある程度安心できます。

問題は成績が急上昇したときです。
例えば最後の模試で今までより偏差値が10上がったとします。
そうすると今までチャレンジ気味だった学校がぎりぎり押さえになるようなことが起きます。

黙って数字を信じるのも良いかもしれませんが、こういったケースこそ我々指導者の出番だと思っています。
その成績が本物かどうか、かなりの精度で判断することができます。

ただ、私は手堅く押さえることによって、思い切ってチャレンジできる状況を作るべきだと考えているので、1回だけの成績を基にした選定には消極的です。

しっかりした押さえの学校さえあれば、あとは好きなところを受ければ良いというのが私の考え方です。

さて、第一志望は受験のモチベーションの大元ですから受けるのは当然です。
中には成績が思わしくなく受験を断念してしまうケースもあるのですが、後悔が残ってしまうので、あまりお勧めしません。
我々は第一志望の受験を最後まで応援します。

併願校の選定では、日程がカギを握ります。

特に、厳しい受験が続くことが予想される場合は、早めに合格をとることが重要になります。
なかなか合格がもらえなくて、後半に行けばいくほど実力を発揮できなくなった受験生を何人もみてきました。

つまり、合格をもらったという事実が心に余裕を生むので、どこにも受かっていない受験生よりも有利になるのです。
そうなると受験の日時だけでなく合格発表がいつなのかも把握する必要がありますね。

最後にまとめます。

①今後の過去問演習のことも考慮して、そろそろ受験校全部を決める必要がある。

②第一志望は最後まで貫く。押さえの学校は模試のデータを客観的に判断して決定することが望ましい。

③第二志望以下の併願校に関しては日程も考慮に入れ、できれば早めに合格を取りたい。

今の時期に受験校を決めたとしてもそれは暫定的なものです。
小学生は最後の最後まで伸びますし、問題との相性もありますから、柔軟に対応できると良いと思います。

具体的な算数の問題に関するご質問など、お子様の中学受験に関してお困りの点がございましたら、こちらのフォームからご質問を承ります。
お寄せいただいたご質問へは当ブログ上にてご回答させていただきます。

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プロフィール

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執筆

金田雅昭 講師
【名門会家庭教師センター】

受験算数指導のエキスパート講師、男女御三家や早慶附属中など難関校への合格実績多数。

合格実績

灘中、開成中、桜蔭中、慶應義塾中等部、女子学院中、麻布中、栄光学園中、聖光学院中 他

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